はじめての調香 · 93
評価濃度には5つの値しかない。そして今回は、その階段が本物だった
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ここ数回、私は欄を剥がし続けてきた。保存期限は4つの整数しかなく酸化リスクと噛み合わず、保存条件は記録の出所と一緒に入ってきたもので、FEMA 番号は識別子ではない。今回は逆の結果である。評価記録を持つ8,298件のうち7,620件(91.8%)が評価濃度を記しており、異なる値は14種しかない。うち5つの十倍階(100%、10%、1%、0.1%、0.01%)が99.6%を覆う。また「測定ではなく分類」の欄に見えた。だが強度段階と交差させると、対応は完全に単調だった。100%の階で最強の段階はわずか0.3%、10%では28.3%、1%では82.4%、0.1%では86.5%、そして0.01%の107件は100%である。
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ここ数回、私は欄を剥がし続けてきた。保存期限は4つの整数しかなく酸化リスクと噛み合わない、保存条件は記録の出所と一緒に入ってきたもの、FEMA 番号は材料の識別子ではない。
今回は逆の結果だ。
また値が数種類しかない欄
評価欄(odor_descriptions)の各項目はたいていこう書かれている。
ジプロピレングリコール中1.00%。フルーティ、フローラル、ベリー、プラム⋯⋯
**評価欄を持つ8,298件のうち7,620件(91.8%)が濃度を記している。**そして異なる値は 14種しかない。
| 濃度 | 件数 | 割合 |
|---|---|---|
| 100% | 5,297 | 69.5% |
| 10% | 1,068 | 14.0% |
| 0.1% | 588 | 7.7% |
| 1% | 532 | 7.0% |
| 0.01% | 107 | 1.4% |
| 残る9種の合計 | 28 | 0.4% |
5つの十倍階が99.6%を覆う。
ここまで見て、また同じ話だと思った——保存期限のように、誰かが材料をいくつかの山に分け、その山が何にも対応していない、という話だと。
だが今回は噛み合った
濃度と strength_rank(強度段階、1が弱く3が強い)を交差させた。
| 評価濃度 | 強度段階のある件数 | 段階1 | 段階2 | 段階3(最強) |
|---|---|---|---|---|
| 100% | 1,332 | 17.9% | 81.8% | 0.3% |
| 10% | 520 | 0.8% | 71.0% | 28.3% |
| 1% | 193 | 0.0% | 17.6% | 82.4% |
| 0.1% | 37 | 0.0% | 13.5% | 86.5% |
| 0.01% | 3 | 0.0% | 0.0% | 100% |
**完全に単調だ。**最強の段階は0.3%から100%まで登り、一度も引き返さない。最も弱い段階1は100%と10%の階にしか現れず、それより下では消える。
この階段は測ったものであって、分けたものではない。
意味は率直だ。どれだけ薄めれば嗅げるようになるか。
底の107件は何か
0.01%の階の香調型:
| 件数 | 香調型 |
|---|---|
| 29 | sulfurous(硫黄感) |
| 9 | nutty(ナッツ) |
| 8 | alliaceous(ネギ属) |
| 8 | meaty(肉感) |
| 7 | green(グリーン) |
硫黄、ネギ属、肉感、ナッツ——風味化学で閾値が最も低い一群である。
そのうちサプライヤーが多いもの:2,3,5-トリメチルピラジン(99社)、メープルフラノン(67)、コーヒージフラン(54)、アリルイソチオシアネート(53)、ガーリック油(53)、メチルメルカプタン(50)、カラメルフラノン(41)、フェノール(28)、ピリジン(23)。
この階はマイナーな化学品の隅ではなく、よく使われる材料が並んでいる。
逆向きの観察が1つ
上の表の2列目に注目してほしい。濃度が低いほど、強度段階が記録されている件数はむしろ少ない。
100%の階では1,332件が強度段階を持つ(25%)が、0.01%の階では **3件(2.8%)**しか残らない。
最も強い材料が、最も強度を書かれていない。
推測だが、これらの材料にとって「強度」という欄はもう解像度を持たないのだろう——1万分の1に薄めなければ嗅げない材料に「高」と書いても何も言っていない。その濃度そのものが強度の尺度になっている。
1000%と書かれた2件
14種の値のうち1つは物理的にありえない。**1000%**である。
| #4136 テルペンレス・ベルガモット油(11社) | 「at 1000.00 %. スイート、シトラス、酢酸リナリル」Luebke 1998 |
| #5351(0社) | 「at 1000.00 %. ミュゲ、グリーン、脂肪的」 |
濃度が100%を超えることはない。「100.00」にゼロが1つ多く付いた可能性が高い。
この種の誤りは摘出しやすい——この欄には物理的な上限があるからだ。多くの欄には無い。
実務として
- **この数字はどう始めるかを直接教える。**100%と書かれていればそのまま嗅ぎ、0.01%なら十倍希釈を3回してから考える。
- **文字列の
odor_strength欄より使える。**強度欄の記入率は25%から2.8%まで落ちるが、濃度欄は91.8%ある。 - **同じ材料の異なる濃度での記述は違い、評価欄は両方を収めていることが多い。**読むときは濃度を揃えてから比べる。
- **これは私がこれまで測った中で最も正直な欄だ。**保存期限、保存条件、
potential_uses、毒性欄の単位——あれらはすべて割り引く必要がある。これは要らない。
この記事が立証していないこと
- **濃度は評価欄の文字列から正規表現(
at N %)で拾っている。**書き方の違う記録は漏れるので、91.8%は下限である。 - 強度段階の記入率は低く、とくに低濃度側は3件しかない——**あの行の100%は3件中3件であり、標本が小さすぎる。強い証拠として扱わないでほしい。**傾向の本体は中間の3階(520、193、37件)にある。
- 単調性は記述的であり、統計検定はしていない。
- 強度段階と評価濃度は独立の判断ではないかもしれない——同じ評価者が先に希釈倍率を決め、後から強度を書いた可能性は高い。そうであればこの2欄の一致は循環であって相互検証ではない。これがこの記事の最大の弱点で、データからは排除できない。
- 1000%の2件は打ち間違いと判断したが、原資料には当たっていない。
- 私は何も嗅いでいない。